今日は墨攻(ぼっこう)の試写会に行ってきました。
場所は、新宿・安田生命ホール。
舞台は紀元前370年頃の戦乱の中国・・・。
趙(ちょう)と燕(えん)の国境にある梁(りょう)城は、危機に瀕していた。趙の大軍が燕に侵攻しつつあり、攻撃されるのは必至だったのだ。
百戦錬磨の巷淹中率いる勇猛な10万の趙軍に対し、梁城は全住民わずか4000人。頼みの綱は墨家の救援部隊だったが、間に合いそうになく、梁王は降伏を覚悟し始めていた。
そこへ、墨家が梁城にかけつける。
ところが、駆けつけたのは粗末な身なりをした墨家の戦術家、革離(かくり)一人だけたった・・・というストーリー。
「10万の敵にたった1人で挑む」というあおり文句が燃えますが日本の小説家と漫画家が紡いだ物語が本場で映画になってしまうと言うのが一番感慨深いですね〜っ。
監督のジェイコブ・チャンは森秀樹氏の原作コミックの大ファンなんだそうです。
こういう映画は、世界観が広がりすぎてしまって人物が描かれていないことが多々あるのですがアンディ・ラウ演ずる主人公革離(かくり)はもとより、梁王、梁の若君、女近衛兵、兵士達、敵の将軍、農民達などなど・・すべてのキャラクターに焦点が当てられていて、より物語を楽しむことが出来ました。
ビジュアル的にも似たような俳優さんがいなかったので「この人誰だっけ?」みたいな混乱がなかったのでキャスティングにも非常に気を遣った印象がありました。
凄く見ていて感じたのは、いつの時代でも繰り返される侵略戦争の悲劇。権力階級の腐敗。虐げられる人々。いわれのない運命と死の無惨さ・・・。
そのなかで“非攻”を掲げ、平和を目指して戦い続けた“墨家”である革離(かくり)の行動は心惹かれるモノがありました。
革離(かくり)の知略により城を守る攻防戦は大迫力。ワイヤーアクションのようなウソっぽい動きがないリアルさもこの作品の魅力です。
いや〜っ。今年最後の試写会で素晴らしい作品が観ることが出来、大満足でした。
来年も観るぞ〜っ(笑)





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